夢追い人応援プロジェクト 参加者インタビュー

ミュージシャン 川村 いさびュリホー
名前
川村 いさびュリホー
年齢
--
出身地
新潟
現在のアルバイト
水道メーター検針員
ミュージシャン

あなたが追いかけている夢について教えてください。

現在乱舞虎(らぶとら)というバンドのギターボーカルとして活動しています。音楽に興味を持ったのは中2の時ですね。

文化祭に演奏していた先輩の姿を友達と見ていて、友人に誘われて音楽を始めて翌年の文化祭では自分達が演奏する側に立ちました。

高校に入ってからより音楽に本気で取り組んで地元のコンテストで賞をいただけるような機会もありましたね。

音楽に対しての興味は強かったですし、好きな音楽で食べていけるといいなとは思っていましたが実は一度自分は就職してるんですよね。介護福祉士として。

理由は大きく2つあります。

一つは手話をやっていた友人の存在です。その友人に誘われて結構色んな施設に演奏をしに行ってたんですよね。

あとは親からの助言で、ミュージシャンとして生きていくにしても、一度社会人として働いてからの方がよいとアドバイスされていたこともあって福祉の仕事に就くことにしたんです。3年間と決めていました。

仕事をしていた期間を通じても、音楽って本当にすごい表現手段だと感じました。

例えば当時僕がやっていた事でいうと、色々な障害を持った方に対して色々なレクリエーションを提供していたんです。

例えば足が不自由なら工作・手芸といった具合に。

でも音楽って誰でも楽しめますよね。しかもみんなで「等倍」で楽しめるっていうのがすごいポイントな気がするんですよ。

例えば料理ってみんなで愉しむにしても集まった人数で等分になるじゃないですか。でも音楽は違う。

「等分」でなく「等倍」で楽しめる。

自分がここまで音楽に対して人生をかけられるのは、そういった音楽の力に惚れ込んでいるからかもしれないですね。

現在どのような活動をされていますか?

現在はライブを月に1~2回行っています。最近はコンテストにも参加していて、直近だと3/22(土)に渋谷TAKEOFF7で行われるコンテストに挑戦します。

活動に対しての考え方でいうとやっぱり自分達の音楽性に惹かれてファンになってくれる人を大事にしようと考えています。

自分達のバンドは他には無いものを創りだしていると思っています。巷にあふれかえっているタイプの音ではないので誰にでも好かれる、ということはありませんがその分好きな人にはすごい受け入れてもらえる。そんなタイプのバンドだと思っているのでファンになってくれた人をとにかく大事にしたいなと思います。

個人的な取り組みとしては結構面白いこともしてるんですよ。この前なんかは「どうやったら来てもらったお客さんに最後まで楽しんでもらえるか」と考えて餃子の食べ放題ライブを実施したんです。

結構来てくれたお客さんには好評でした。実はそれがきっかけでご当地の餃子ソングの作成依頼がきたりして、全国11都市の餃子応援ソングを作詞作曲させてもらっています。何がどう広がっていくかわからないですよね。

餃子ライブは、2008年からはじめて今も継続して行っています。

――乱舞虎はどんなバンドですか?

僕はジャンルで一言で言い表せるようなバンドがあまり好きじゃないんですよね。誰かの完全コピーも好きになれない。

もちろんどんな業界でも先人たちに学び・真似ぶ事からスタートしますがそこに自分達にしかないと思える何かを足せるかどうかだと思います。

僕らの音楽はいわゆる「歌モノ」とは一線を画したものであると思っています。もちろん言葉(歌詞)にはすごくこだわってますが、歌をきいて終わるのではなく、ライブハウスにいって、おどって、あせかいて、お客さんをそんな風に楽しませるバンドでありたいですね。

音楽づくりにもこだわっていることがあって、「自分でつくった曲で自分がびっくりしたい」と思ってるんです。

これとこれとあわせたらきっとこんな音になる。

そんな感じの計算されたものじゃなくて、例えば演奏のミスとかがきっかけになって出来る音って予期したものじゃないからすごいものに仕上がったりするんですよね。だから僕らが音楽を創る時に大事にしてるのはそういう偶然をどれだけ意図的に生み出せるかですね。

――現在のお仕事についても教えていただけますか?

今は水道メーターの検針スタッフとして働いています。結構音楽やってる人と相性がいいと思うんですよね。

定時が決まっているわけではなくて1日の仕事が全部終わったら仕事終了、という感じなので例えば朝六時からスタートすれば午後はゆっくり音楽に時間を使えたりするんで結構周りのバンド仲間にもお勧めしてます。

これから同じ夢を目指す人達向けてのメッセージ

二束のわらじをはきながら音楽の夢を追いかけていると、本質を見失いそうになることもあると思います。

例えばバイトにしても、僕も稼ごうと思ったらもっともっと仕事の量を増やせばお金はもらえるけど音楽にかけられる時間も少なくなるし、お金があるから遊んじゃう。

だから今は音楽をやるのに必要な最低限の稼ぎだけにして自分の目標を見失わないように心がけています。

音楽の道で夢をかなえるのは簡単じゃないです。だからしっかりとそれに向かって日々何をすればいいかを考えて行動することが大事だと思いますよ。

「Sleep is dead」

寝る間も惜しんで努力することが結局は一番の近道かなと思います。