夢追い人応援プロジェクト 参加者インタビュー

ミュージシャン 琴 基賢
名前
琴 基賢(TAKA)
年齢
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出身地
東京
現在のお仕事
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音楽を通じた日韓のかけ橋

韓国人クオーターの琴さん。音楽を通して実現したい大きな夢とそこに至るまでの軌跡を語っていただきました。

あなたが追いかけている夢について教えてください。

私の夢は音楽を通して日本と韓国のかけ橋になることです。

現在政治的にいがみ合うことも少なくありませんが、そんなお互いの偏見を払しょくするきっかけづくりが出来ればなと思っています。

元々小学生の頃から学校の合唱コンクールのメンバーに選ばれるなど比較的音楽は得意な方でした。

でも将来プロになるとかそういった発想は全然なくて中学に入ってからも純粋に聴き手として音楽を楽しむ程度でした。

本格的に音楽をやりだしたのは大学のサークルからですね。

コピーバンドを組んでいたんですが、当時はビジュアルバンドブームで僕らのバンドでもそういったバンドのコピーなんかをやっていました。

それをきっかけに音楽に病みつきになりましたが、プロとして音楽の道で生きていこうとは思っていませんでしたね。

実際にプロを意識しだしたのは大学卒業を目前に控えた頃のことです。

当時僕は就職活動中で、とある企業の最終面接まで進んでいました。その面接の中で面接官から「こちらも中途半端な気持でやられたら困る。君には本当はやりたいことがあるんじゃないの?」といわれました。

面接の初期段階から自分の音楽への情熱を推していたので面接官には僕の中にある夢みたいなものが見えていたのかもしれませんね。

自分も中途半端な気持で就職したら失礼だなと感じ、音楽の世界で生きていく可能性について考え始めました。そんな時に運命的な出会いがあったんです。

当時バンド雑誌や楽器屋のバンド募集をしている人に自分が創ってきた曲のデモテープを送っていたんです。

そうしたら僕の送った音楽をすごく気に入った人がいて、あちらからもテープを送ってもらったんですがきいた瞬間にすぐピンときたというか、とにかく自分の感性に合っているなと感じたんです。

「この人に俺の曲を歌ってほしい」。そんな気持が芽生え彼とバンドを組むことを決意し「PlasticArrow」を結成しました。

そしてそれをきっかけに音楽の世界で勝負をすることを決意しました。

その後PlasticArrowとして活動を続け順調に実績を積んでいったのですが、メンバーの一身上の都合から已む無く解散することになり、現在は「UNITED SOUL REUNION」というバンドで月1のライブ活動をする傍ら他バンドやアーティストへの 楽曲提供しています。

――ありがとうございます。それでは現在のお仕事について教えていただけますか?

通信系の会社で主に研修講師をやっております。シフト制なので音楽活動をする上では自由のきく職場かなと思います。

あとは意外と研修という仕事自体も今までのバンド活動をリンクするところがあるんです。

会社での研修ってともするとすごく単調でつまらないものになりがちですよね。なので僕は常に聞き手とのキョリを意識して、参加したくなる研修を心がけています。

それこそ笑いを入れたり、参加者に分かりやすい例を用いて話を進めたり、実はそれってライブのMCと同じスキルなんですよね。

そう考えると今までの経験がうまく生きているかなと感じます。

また、逆に職場での経験がバンド活動によい影響を与えることもありますね。

これから同じ夢を目指す人達向けてのメッセージ

僕らは今「大人のロック」というテーマでバンド活動をしています。

という事は僕らの音楽をきいてくれる方達って全うな生き方をしている大人達なんですよね。

若い頃は正直がむしゃらでいいと思うんですよね。アルバイトがお金をかせぐ手段でも別にいいと思う。

でもきっちり地に足がついた生き方をしている人の心に届く曲を創るにはそれなりに色々な経験をしなくてもいけないと思うんです。

そんな風に考えて僕はバンド以外の仕事も真面目に取り組むようにしています。

研修の仕事だってつまらない、で切り捨てないで極めようとしたからバンド活動とリンクする部分がでてきました。

仕事での経験も夢につながるひとつの要素、そんな風に考えることが、豊かな人生を生きることにもつながると思うんです。

僕が好きなバンドって生き方がみんな美しいんです。曲を裏切ってない。

自分もそんな生き方を心がけていますね。