
現在私はプロフットサルリーグ(Fリーグ)であるバルドラール浦安に所属しています。目標はフットサルの日本代表になることですね。
もともと父親の影響で幼稚園の頃からサッカーを始めました。兄も真剣にサッカーに取り組んでいましたので比較的自然な流れでサッカーが好きになったという感じですね。
当時、父がヴィッセル神戸で働いていましたので、実際にJリーグの試合を見に行ったり、選手として活躍する方々とお話をしていく中で、将来自分もプロになりたいと思うようになりました。
そうですね、まずは小学校6年生の時にヴィッセル神戸のジュニアユースに入団したところが始まりです。その後、神戸弘陵学園に進学しました。
フットサルと出会ったのは、高校卒業後地元に帰っていた時の事です。
父親を介して、Fリーグ(フットサルプロリーグ)のあるチームの監督から声がかかり、以降現在に至るまでプロのフットサル選手として活動しています。
一般の方から見ると、サッカーとフットサルは同じようなスポーツに見えるかもしれませんが、実は全然別物のスポーツなんです。
戦略もテクニックも求められるものが全然違う。
だからこそ最初は、もちろん戸惑うこともありましたが、現在の自分の成長を楽しめているのかなとも思いますね。
現在はシーズン中(夏~3月)なので、土日に試合があります。
練習は平日の夜9時~11時までですね。
昼はクラブが運営しているフットサルスクールでコーチを務めています。それが夕方5時から7時なので、平日は夕方から夜23時までずっと体を動かしていることになりますね。
指導することも楽しいですよ。
もちろん苦労もありますけど。
僕は幼稚園から小学校高学年までを対象にコーチをしていますが、やはりフットサルができても指導ができるかというと、それはまた別問題。
相手に合わせてどんな風に教えるか、何を教えるべきなのか、常にコミュニケーションには気を使っています。
教えることで自分の考えが整理されるということもあって、自分にとっても勉強になっているなと感じています。
僕から伝えたい事は1つ。「絶対にあきらめないこと」。
自身の体験からいうと僕は高校時代3回骨折しているんです。
高校サッカーで選手権を目指す人間にとって、3年間しかない貴重な時間を怪我で戦線離脱するということは、大きなビハインドです。
しかもそれを3回も味わっている。
2年生時に、3年生の先輩に混じって試合にも出させてもらっていたので、その分怪我のショックも大きかったです。正直、そのタイミングで何度も諦めかけました。
それでもいまプレーヤーとして続けられているのは、当時の仲間のおかげだと思います。
僕個人の目標としては、フットサルの日本代表を目指すということもそうなんですが、フットサルの業界を盛り上げていきたいです。
より多くの人に見てもらって・体験してもらって、このスポーツのことを好きになってもらえれば、業界全体によい循環が生まれると思うので。
コーチとして指導側に回って若い子達と触れ合うのも、自分としては1つの業界活性の寄与の形なのかなと思っています。