夢追い人応援プロジェクト 参加者インタビュー

ミュージシャン 笠原 祐樹
名前
笠原 祐樹
年齢
36歳
出身地
仙台
現在のアルバイト
ホテルマン
海外ツアー

あなたが追いかけている夢について教えてください。

現在プロのミュージシャンを目指して、westwoodbluesberryというバンドで都内を中心に活動しています。

きっかけは高校時代ですね。18歳の時です。当時正直楽器なんて一度も触った事がなかったんですが、友達に「一緒にバンドやらないか」と誘われまして。

TEEN'S MUSIC FESTIVALというイベントにどうしても出たいということで、急遽誘われたんです。

しかも準備の期間は2週間しかなくて。無茶な話ですよね。 (笑

でも音楽を聴くこと自体は好きでしたし、参加することにしたんです。

結果はもちろん予選敗退…。

そりゃ音楽歴2週間ですからそうなりますよね。でも自ら演奏する経験を通してより音楽が好きになったのは事実ですね。だからといって、そこからいきなりプロを目指そうという発想は全くなかったです。

その後高校卒業と同時にバンドは解散して、僕は地元の仙台で仕事をしていたんですが、5年ほど経った時に当時のバンドメンバーから急に連絡があったんです。

もう一度本気でバンドをやりたい。そのために東京にきてくれないか。

もちろんその誘いに即答することはできませんでした。

当時小説家としてのキャリアを積んでいたんですが、その仕事を辞めることになりますし、好きとはいえすでに当時25歳になっていた自分にとって、ほぼ素人の状態からプロのミュージシャンを目指すことは、簡単でないことはわかっていました。

しかし色々考えた結果。

小説は1人でもできる。

でもバンドは周りのメンバーがいてくれて初めてできる事。

これは何かの縁なのかもしれない。

そんな風に考えると、不思議とミュージシャンとしての挑戦に気持が向いていき、上京を決意しました。

――バンドを続けていく上でどんな事が辛かったですか?

そうですね。プロを目指してのバンド活動は困難の連続だと思いますが、やはり人の問題ですね。

特に当時、僕をバンドに誘ってくれたメンバーがバンドを抜ける時は、本当に辛かったです。

もちろん、人それぞれの理由があっての決断ですが、なんだかやるせない気持ちになって。

でも、僕も絶対にプロになるという覚悟を持って上京していますし、25歳のスタートということに対して、コンプレックスもありました。だから正直しょげている暇は無いと思ったんです。

本当にさみしかったですけど、自分は歩み続けなきゃいけない、と強い気持ちを持って前に進み、今に至っています。

現在はどんなアルバイトをしていますか?

アルバイトは色々経験しましたよ。上京当時は飲食店でアルバイトをしていましたが、勉強も兼ねてライブハウスの音響の仕事もしましたし、今はホテルマンとして仕事をしています。

バンドメンバーとの練習に加えて、個人でもスタジオに入る時間をつくっていますし、ラジオの仕事もしているので、正直暇な時間というのはあまりないですね。

本当はもっと音楽に使う時間をつくりたいな、と思う気持ちもありますが、音楽活動にはお金もかかりますからね。

それはバンドマンの永遠のテーマなのかもしれませんね。

これから同じ夢を目指す人達向けてのメッセージ

どんな人であってもモチベーションは常に上下すると思います。

僕が大事にしたいし、してほしいなと思うのは、夢を追いかけようと思った初期衝動。最初の素直な気持ちですね。

僕の場合は、どんなに疲れていて眠くても、寝る前にとにかく音楽を聴くようにしています。

この音楽すごいな、とかかっこいいなという、純粋な気持ちを持ち続けたいから。

でもこれって特別音楽の世界に限ったことじゃないですよね。サラリーマンの方だって同じだと思います。

毎日必死に働いている方は沢山いると思います。でもそのうち職場と家の往復に疑問を感じ出したりして。そんな時、最初にその仕事をしようと思った理由とか、目標とか、思い返して自分の今の動きは間違っていないと思えたら、どんな状況でも頑張れるのかなと思います。