夢追い人応援プロジェクト 参加者インタビュー

役者 田村理絵
名前
田村理絵
年齢
28歳
出身地
東京
バイト代
-
現在のアルバイト
映画館、屋形船
役者

あなたが追いかけている夢について教えてください。

現在私は役者を目指して活動しています。きっかけは大学4年生の頃。実は当時就職活動を終え、無事に内定をいただいていました。

就職までの残された1年間で何をやろうかなと考えたときにパッと思いついたのが芝居への挑戦だったんです。

――急遽役者への方向転換を考えたということですか?

いえ、そういうことではないんです。

今思えばちょっとあさはかな考えだったかもしれませんが、卒業してするまでに舞台での芝居経験がつめればいいかな、くらいの気持ちでした。

幼いから「ごっこ遊び」がすごく好きで当時よくタイタニックごっこをしていた記憶があります。中学2年生の学習発表会で何をやってもいい、というお題のなか「自分らしさ」をテーマに劇を企画し演じましたので今思えばずっと演じることについては興味が強かったのかもしれません。

直接的なきっかけは友達に誘われて観に行ったキャラメルボックスという劇団の公演です。

スリの少年が登場するお話なのですが、スリの「ドン」のような役柄の方が登場するシーンで衝撃を受けたんです。

それはもう本当に大きな衝撃でした。

ただ単にかっこいい、というだけではなくその世界感に圧倒されてしまったんです。うまく言えないけど、ディズニーランドに入ったときのワクワクの100倍くらいw。

「人をこんな感情に出来るってすごい」と感銘を受けてそれからすぐに就職することを辞めて役者の道を目指す事にしました。

――いままでどんな苦労がありましたか?

正直苦労の連続ですよw。

何をやっても自分より出来る人って周りにたくさんいましたし、例えばダンス一つとってもいつも私はクラスの劣等生でレッスンについていくのもやっとの状況でした。

今でこそマシになってきましたが、よく先生も辛抱強く教えてくれたなって思います。養成所を卒業して6年経ちますが、この前機会があってかつてと同じレッスンを受けたんです。

少しずつだけど自分は成長しているんだなと感じることができました。

――何か自分の中で大事にしている「役者観」みたいなものはありますか?

難しい質問ですね。役者観、というとちょっと違うかもしれませんが私がいつも大事にしているのは「うれる」ということよりもかつて自分がそう感じたように、「この人みたいになりたい」と思わせるような役者になりたいと思っています。

今の課題は自分らしさの模索ですね。

唯一無二の何かを自分の中に確立する事が今目指している事です。とても難しいことだと思いますけど、その意識が芽生えてきたこと自体が自分が成長した証拠なのかなという気もしています。

現在はどんなアルバイトをしていますか?

今は2つのアルバイトをしています。

昼に映画館のアルバイトと、時間の空いているときに屋形船のバイトに夜シフトで入っています。

どちらのバイトも私の環境を理解してくれていて、本業で急にシフトに入れなくなった時でも周りのスタッフが快くサポートしてくれます。本当に感謝ですね。

映画館のバイトでは私と同じように夢に向かって挑戦をしている方が何人かいるのでそれも刺激になっています。

あとは映画見放題なのが嬉しいですねw。

これから同じ夢を目指す人達向けてのメッセージ

私は役者の世界しか知りませんが、努力しても報われないと感じることは少なくないと思います。悩んだり不安になったりもしますよね。

私ももちろんそうですし、オーディションに行くときだってすごく怖いなと感じることもあります。

でもそんな中私が挑戦を続けられているのは結果的に自分がどんな風になりたいのか、という軸が存在しているからだと思います。

その意識があれば、嫌な事があっても全てがゴールまでの過程だと考えられるようになります。少なくとも私はそう思うようにしていますw。