夢追い人応援プロジェクト 応援者インタビュー

自由民主党・衆議院議員 小林 ふみあき

―――― 小林さんが政治家に至るまでのキャリアを教えていただけますか?

私の祖父は参議院議員を一期務めましたが、私が物心つく前には亡くなっていましたので昔から親族の影響で政治に興味があったというわけではないのです。今でも記憶にあるのは中学校の頃に実家にあった「課長 島耕作」の影響が大きかったかなと。

漠然と将来自分はこんな風に世界を舞台に活躍出来るサラリーマンになるのだ。そんな風に感じていました。

元々実家が繊維を扱う商売をしていたものですから、素材の良さがわかる営業マンになろうと思い理系の大学に進学して化学を学んでいました。大学に入学し、色々なものに触れるなかで自分の中で、「人の意識を変革する」という事に強い興味を持ち始め、まさにそれを起こすツールである携帯電話を扱うNTTドコモに入社を決めました。

法人営業を何年か経験しその後人事に異動。数多くの学生と出会う中で、やりたいことが明確に決まってる学生や、社会に出る覚悟ができてる学生が少ないことに驚いたのです。

学生というのは国が税金を投資して教育をしていますよね、それなのにしっかりと育っていないのであればそれは教育の在り方に問題があるのではないか。そのように考えるようになりました。大学教授になることも頭に浮かびましたが、もしそうすると自分の影響範囲は自分の受け持つゼミ単位で留まってしまいます。

自分はもっと広範囲に影響を与える職を選択したい。そうであれば政治家になることが最適な解であると考え政治の道を志しました。

―――― 実際に政治の道を志すと決意してからは
具体的にどのような行動をとられたのですか?

政治の世界への入り方も実は色々あるのです。

例えば事務所にアルバイトというかたちで入ることも出来ます。

私の場合は幸運でして、タイミングよく地元で公認候補者の公募が行われていたのです。

そこで論文を提出し面接に合格し、晴れて自民党公認を受けて選挙活動を始めました。

――いきなりの選挙活動開始に戸惑いはありませんでしたか?

街頭演説など人前でお話をする機会は人事をやっていた時にも経験していましたのであまり臆することはありませんでした。合同説明会では何百人単位の学生の前でお話をすることもありましたので。

前職の人事の仕事内容は意外と今の仕事に近いと思います。人事の仕事は会社の方針を説明することです。かたや我々のように自民党にいる政治家は、党の方針説明をして、そして自分のやりたいことをお話する。

そのように考えると社会人になってから今までの経験が線になってつながっているような感覚はありますね。

―――― 政治家を目指す過程で難しかったことについて教えていただけますか?

選挙活動を通じてつらいなと思ったことは自分が周りに理解していただけなかった時ですね。

「本当に自分でやりたいと思ったのか?」
「周りに言われて出たのではないのか?」

などと言われることもありました。

今考えても選挙活動は楽ではないのです。朝早くから夜中まで毎日活動します。

自分に覚悟がないと耐えられない毎日だったと思いますがなかなかその覚悟が周りの皆さんに伝わらなかった時期もありました。また、例えば皆さんの前で3分間だけ話をするチャンスがあった場合、やはり限られた時間ではすべてのことを話すことは出来ないのです。

当然言及できない領域も出てくる。そうするとお叱りを受けるわけですよね。

私達のことは考えていないのですか?放っておくのですか?と。

でも、もちろんそのようなことはないのです。それを理解されないのは辛かったですね。

――そういった辛い気持ちはどのように解決しましたか?

私の場合は県会議員・市会議員の先輩方に相談しました。

あとは初心に帰ると言いますか。

最初に党の公認を受けるために書いた論文があるのですが、それはまだ政治の世界に全く携わっていない頃に書いたものなのです。

結局これが自分のやりたかったことなのだなと、論文を読み返して気持ちを新たにしていました。

―――― 小林さんが前職での経験から学ばれたことを教えていただけますか?

これは失敗からの学びなのですが入社後最初に配属された法人営業部で自分のお客様から「他社から提案を受けている」というご連絡をいただいたのです。

自分は経験が浅かったため上司に相談すると「このように対処すればいいのでは?」というアドバイスをいただきました。

実のところを言うと自分の中でしっくりいかない部分もあったのですがその案をお客様にご提案しました。それで結局お客様は他社に発注されたのです。

本当にそれがショックで。

その経験から学びがあったのですが、どんな決断を下すにしても自分で納得のいくまで考えて行動する。

最終的に悔しい思いをするのも、責任をとるのも自分ですから。もし、自分の考えを尋ねられてしっかりと説明ができないということはまだ考えが足りていないということなのですよね。

―――― 今までどのようなアルバイトを経験されましたか?
その経験が今に活きているという事はありますか?

色々経験してきましたよ。家庭教師から始まり、パチンコ店、イタリアンレストラン、バー、スノーボードのインストラクター等。私はバイト選びにおいて「対面であること」を重視していました。

得たもの、という事でいうと対面コミュニケーションでのその場に応じた雰囲気の創り方を学びましたね。イタリアンなら少し硬めに、バーなら少しカジュアルに。

場のコントロールが出来るようになったと思います。それは人事の講演でも活かされましたし、政治家になってからの演説でもプラスになっていると感じています。

―――― アルバイトから今までのキャリアを振り返って
何か共通して言えるものや大事にしていることはありますか?

私はもともと「目の前の人に提案をして喜んでもらえる」ということに喜びを覚えていました。それはアルバイトをしていた学生時代もそうでした。常にソリューションを提供する側でありたいと思っているのです。

そういった意味ではアルバイトの頃も前職も現在の政治家としての仕事も根本的には私がやっている内容は同じですね。

問題解決。目の前にいる人に対して、何をすればもっとよくなるのかを提案することが私の仕事です。

現在は広く日本国民が抱える課題解決の一端を担っていると思うと非常にわくわくしますし、そのやり甲斐は計り知れません。

これから同じ夢を目指す人達向けてのメッセージ

一番重要なのは覚悟を持つ事だと思っています。

自分が選択したことが正解であったかどうかは後になってみないとわからない。だからこそそれが正解であったと思えるように努力をするのだと思います。

それは職業を選択するにしても、バイトを選択するにしてもそうだと思います。

覚悟も持つためには自分で判断する。色々な人に相談してアドバイスをいただくのはもちろんいいことです。

ただし結局答えまでは誰も教えてはくれません。

自分の判断に対して責任を持つ。そうすれば覚悟も決まる。覚悟が決まればいくらでも努力はできる。努力すれば大概のことは叶えられるはずです。

努力すると一口にいってもいろいろな形があると思います。勉強のような形で内にインプットする努力もあれば、人脈を広げるといった外向きの働きかけも努力の1つの形だと思います。

あらゆる努力をする必要があるのです。

これは少し乱暴な表現になるかもしれませんが、法に触れないかぎりはどんな手をつかってでも自分の夢を形にするために動く。

そういった気概や覚悟を持って生きることが必要だと私は思っています。